災害時にトイレが使えなくなることを想定し、簡易トイレがどのくらい必要かは、家族の人数、使用頻度、避難生活の長さによって変わります。
私自身の家族に必要な総定数を計算してみました
家族構成は、夫(34歳)、妻(私、34歳)、長男(7歳)、長女(7歳)
ちなみに、夫とは小学校からの同級生なんですよ。
1人1日に必要なトイレの回数
一般的に、成人は1日に4~6回のトイレを利用します。
これは排尿と排便の合計で、災害時も通常と同じくらいの回数が想定されます。
子どもは大人よりも回数が少ない場合もありますが、7歳や5歳の子どもでも1日に3~4回のトイレが必要とされています。
家族構成:
夫:1日4~6回
妻:1日4~6回
息子(7歳):1日3~4回
娘(5歳):1日3~4回
避難生活の長さ
災害時の避難生活は状況によりますが、最低でも3日分(72時間の備蓄が推奨されています。
ただし、インフラの復旧が遅れる場合もあり、1週間(7日間)程度の準備が安心ですね。
簡易トイレの必要総数の計算
1日あたりのトイレの回数をベースに、3日分と7日分のそれぞれの簡易トイレの必要数を計算してみます。
3日分の場合
夫:1日5回 × 3日 = 15回
妻:1日5回 × 3日 = 15回
息子:1日4回 × 3日 = 12回
娘:1日4回 × 3日 = 12回
3日間で合計54回の使用が想定されます。
7日分の場合
夫:1日5回 × 7日 = 35回
妻:1日5回 × 7日 = 35回
息子:1日4回 × 7日 = 28回
娘:1日4回 × 7日 = 28回
7日間で合計126回の使用が想定されます。
トイレ1回分の簡易トイレセット
簡易トイレは、通常1セットで1回の使用をカバーできます。
これには、処理袋と凝固剤が含まれており、1回の使用ごとに廃棄できるタイプが一般的です。
だから、3日分の備蓄なら54回分、7日分の備蓄なら126回分の簡易トイレが必要です。
余裕を持った備蓄の重要性
災害時にはトイレの使用回数が増えることも考えられます。
例えば、水分摂取が増えたり、緊張やストレスでトイレに行く回数が増えることもあるため、余裕を持って1.2倍~1.5倍の数を備えておくことが推奨されます。
これを考慮すると、3日分なら65~80回分、7日分なら150~190回分の備えがあると安心です。
まとめ どのくらいの回数分をストックしておけばいいの?
家族4人(夫34歳、妻34歳、息子7歳、娘5歳)の場合、最低限3日間で54回分、1週間分で126回分の簡易トイレが必要です。
ただし、余裕を持った備蓄として、3日分で65~80回分、1週間分で150~190回分の簡易トイレを準備するのが安心でしょう。
ちなみに、夫と娘は普段からトイレの回数も多く、娘はまだお漏らしもしてしまうので、1.5倍はストックしておこうと思います。